7年間お世話になったノートパソコンが息を引き取りました

7年間、本当にお疲れ様でした。2007年から約7年間お世話になったノートパソコンが、ついに昨日息を引き取りました。彼は日立製で「プリウス」という名の製品でしたが、まったくハイブリット仕様ではありませんでした。OSはvistaであったため、ほとんどすべてのソフトと馬が合わず、あらゆるソフトにとって役立たず状態でした。

彼は起動するのに5分はかかります。メインメモリは私と同じでおちょこ並で、ちょっと水を注ぐと、すぐ溢れ出します。パソコンなのにマルチタスクは超苦手で、ほぼ人間と同じシングルタスクしか務まりません。二つのこと同時考えることができないのです。

大事な文書を作成している時に、フリーズされて、何度も武力で制裁を加えようとしたことがあります。いや、実際その行為に及んだこともあったし、キーボードをひどく扱い、彼のキーボード上にある「な」が、遠くへ吹っ飛んでいったこともありました。

しかし、そんな彼の完璧ではない人間らしい一面に惚れてか、いつしか愛着がわき、どんなに反応が遅くなっても、フリーズしても、彼を捨てようとは思いませんでした。

昨年、ある人がわたしに「時間損失はお金に変えられない。早く買い換えたほうがいいよ。」と言いました。彼の意見は最もだと思いながらも、私は首を横に振りました。

そんな彼も、ついに昨日、ありとあらゆる懸命の措置も無駄に終わり、彼はフリーズしたまま、静かにこの世を去りました。VISTAというOS持って、生産され、世に送り出されましたが、人に評価されず、蔑まれ、彼の生涯はきっと苦しかったに違いないと思います。でも、今や、彼はその役割を終え永遠の眠りにつきました。

スピード、効率、生産性などが、求められるこの世の中で、彼はデジタルでありながら、私自身がもつ人間の弱さを反面教師として、客観的に教えてくれた気がします。

ぼくのプリウスさようなら。

カナンの地は今日も輝いています。