濃厚濃密つゆだく系!ヒルソング ユナイテッド!

ユナイテッドの魅力

「あなたの人生に最も大きな影響を与えた音楽を3つあげてください」という質問があれば、わたしは間違いなくヒルソング ユナイテッドを挙げます。私にとって、彼らは憧れのアーティストという存在以上で、永遠にキリスト教信仰の兄貴分的な存在です。彼らが初めて音源をリリースして20年が経過しますが、リリースされたアルバム1枚1枚とわたしの人生が紐づいています。

UNITED

UNITEDは、極めて繊細なバンドです。かすかな風に揺れる葉の動き、1日の時間の経過とともに変化する木漏れ日がつくる陰、道路の隅の方で咲いている小さな花の香り、風のない日に魚の動きに沿って動く湖面の小さな波、遠くの森から聞こえる昆虫の飛ぶ羽音などなどわずかな動きや変化を機敏に感じ取る霊的な感受性があると思います。そして、彼らはイェス・キリストとの関係の中で、霊的に感じ取ったこれら感覚すべてを、作詞作曲、及び、楽器を通して、表現できるからこそ、イェス・キリストの愛や恵や豊さ、また憐れみを人々に伝えることができるんだと思っています。霊的濃度計測器なんかないので完全に主観になってしまいますが、霊的濃度はかなり濃いめ、つゆだくメガ盛り、生姜かなり多めだと思います。

また、彼らはステージに立っていても「俺が俺が」感が全くゼロです。初めてUNITEDのDVDが出た時の映像は、もちろん、ワーシップリーダーの顔は映っていますが、演奏者(ギタリストやベーシストなど)で映るのはほとんどが手の部分だけで、何が何でも、ステージ上での栄光や称賛は自分達には帰さないという強い意志が見て取れます。神様に栄光を帰すことに関して一切妥協しない徹底的な信仰があると思います。

Hillsong UNITEDのポイント(完全なる主観)

ヒルソングユナイテッドについて

UNITEDは1998年に結成されて以来、メンバーを少しづつ変えながら、今日に到るまで20年間活動が続けられています。クリスチャンチャートでは常に上位ランキング常連でしたが、2013年に「Oceans (Where Feet May Fail)」が遂にアメリカのビルボードTOP100で83位にランクインします。現在リーダーはヒルソングチャーチの主任牧師ブライアン・ヒューストン(Brian Houston)の長男であるジョエル・ヒューストン(Joel Houston)ですが、初めは、ルーベン・モルガン(Reuben Morgan)がUNITEDを引っ張っていました。1998年から2002年まではルーベン時代です。ちなみに、この時、ジョエルはベースを弾いています。

ルーベン・モルガン(Reuben Morgan)

ジョエル・ヒューストン(Joel Houston)

クリスチャンアーティストのビルボードランクインに関しては、アメリカのクリスチャンメタルバンドであるデーモンハンター(Demon Hunter)が2016年にビルボード16位入りを果たしています。
ジョエルのハスキーボイスはお父さんブライアンの遺伝です。

そして、2002年にルーベンがUNITEDを抜けた後、マーティーサンプソン(Marty Sampson)とジョエルの2強時代が始まります。ルーベンが抜けたあとのファーストアルバム「More Than Life」(2004)は初めてのDVDつきCDだったこともあり、日本のキリスト教キッズは映像で見るキリスト教のライブの凄まじい盛り上がりに感嘆し、またその高い音楽性、何より霊的濃度の高いワーシップに感銘を受け、大いに奮い立たされたのでした。2004年は日本のキリスト教キッズにとってのワーシップ2.0の元年となりました。同アルバムに収録されている「One Way」は日本語に翻訳され今なお歌われ続けています。

マーティーサンプソン(Marty Sampson)

マーティーとジョエルはアコースティックギターをもって横並びにステージに立ち、曲ごとに2人でワーシップをリードするスタイルが印象的で、まさに、二人三脚でUNITEDを引っ張っていたようです。当時、UNITEDといえば彼ら2人の存在が大きかったです。マーティーの作った曲は数十曲ありますが、有名な曲に「My Best Friend」、「In Your Freedom」、「Devotion」などがあります。「ちょっとそこにいる僕の友達のイェス・キリスト連れてくるよ」といわんばかりの彼とキリストの濃密な関係を感じ取れる曲が特徴的です。一方、ジョエルは100曲近く作っているようです。名曲ぞろいですが、特に有名な「From The Inside Out」、「Oceans (Where Feet May Fail)」、「Search My Heart」などがあります。真摯で一直線です。聴く時は襟を正して、組んでいた脚をもどして、時には正座して聴きたくなるほど神の前に静まり集中できる曲が多いです。

ただ、二強時代はマーティーが2006年にミシェルと結婚し、正式にUNITEDを抜けたことにより終了します。マーティーは引き続き、ヒルソング本家のほうで活動しています。その後、UNITEDは以前からサイドボーカルをしていたJD(Jonathon Douglass)やジャッドウィン・ギリーズ(Jad Gillies)、マット・クロッカー(Matt Crocker)たちがすでにワーシップリーダーとして作詞作曲もできる器になっていて、彼らがジョエルと一緒にUNITEDを牽引しています。2006年からは若干のメンバーの変更や追加はありますが、基本的なメンバーは変わってないようです。

JD(Jonathon Douglass)


ジャッドウィン・ギリーズ(Jad Gillies)


マット・クロッカー(Matt Crocker)

マーティーはフェニックスというかわいいお子さんがいらっしゃいます。
UNITEDのロゴマークは1998年から2006年までドラムを担当していたルーク(Luke Munns)によって2002年にデザインされたものだそうです。

参照元:wikipedia.org

楽曲について(ライブ)

UNITEDはライブバンドです。リリースしている音源も圧倒的にライブCDが多いです。この点が普通のアーティストと異なるところです。ジャンルがワーシップである以上、ライブは神と礼拝部隊とオーディエンスが作りあげるものでコミュニケーションの精度が非常に高いです。スタジオで録音するのとは全く違い、鮮度が高いのも特徴的です。UNITEDのライブ音源で何が何でも絶対に外せないのが、「The I Heart Revolution: With Hearts as One」(2008年)と「Live in Miami」(2012)です。バンドサウンド全体の音圧はそこまで高くないにもかかわらず、凄まじい熱狂的な盛り上がり方を見せています。

「Live in Miami」(2012)に収録されている「GO」は、ライブ一曲目のオープニングにふさわしい楽曲です。マットがメインボーカルです。ジョエルがパーカッションから途中でギタボになり、ジャッドもギタボで最高の安定感。その中でJDはメガホンをもって踊り狂っています。父なる神のもとに自由があり、イェス・キリストのもとに希望がある、だから、今みんなですべてを捧げて歌おう!という曲です。2:37あたりから「WE ARE THE CHAMP ~THE NAME OF THE GAME~」のフレーズが入って一層の盛り上がりを見せています。

UNITED
GO

ここをクリックすると歌詞が見れます
(一部抜粋)

We’re giving it all away, away
We’re giving it all to go Your way

我らは すべてを捧げる
我らはすべてをあなたの前にお捧げする

In the Father there is freedom
There is hope in the name that is Jesus
Lay Your life down, give it all now
We are found in the love of the Savior

父のもとに自由があり
イェス・キリストのもとに希望がある

人生をお捧げし 今すべてをお捧げします
救い主の愛を見つけました


「The I Heart Revolution: With Hearts as One」(2008年)に収録されている「Take It All」です。スペイン語圏で行われたライブで英語とスペイン語でJDがメインボーカルで歌っています。序盤はマイクをオーディエンスに向けてほとんどオーディエンスに歌わせていますが、1:08のところで、オーディエンスにマイク向けたところ、反応が薄かったため、ジョエルがギターを弾きながら、笑顔であごでお前が歌えと指示を出しているシーンがあり、UNITEDのワーシップチームとしての暖かい雰囲気を垣間見れます。ライブ自体は、全員、熱狂、発狂の様相を呈しています。

UNITED
Take It All

ここをクリックすると歌詞が見れます
(一部抜粋)

You sent Your Son
From heaven to earth
You delivered us all
It’s eternally heard
I searched for truth
And all I found was You
My God, I’ll only ever give my all

御子をお遣わしになり
天から地へすべての者に与えてくれました
わたしは真理を探し あなたを見つけました
神よ わたしのすべてをお捧げします

Jesus, we’re living for Your name
We’ll never be ashamed of You
Our praise and all we are today
Take, take, take it all
Take, take, take it all

イェスよ あなたの御名のために生きます
あなたの名を決して恥ない
我らの賛美と今日のすべてを
お受け取りください


同じく「The I Heart Revolution: With Hearts as One」(2008年)に収録されているジョエルが作曲した「From The Inside Out」です。水滴のかかった美しいディレイギターサウンドのイントロがキリストの愛によって溶かされる心を表現しているようです。わたしは、何千回も失敗しましたが、あなたの憐れみはいつもそこにありました。また、わたしが躓き倒れても、わたしはいつもあなたの恵の中にいました。イェス・キリストの朽ちることのない永遠なる栄光を文字通り、心の中から全身全霊で賛美している名曲中の名曲です。

UNITED
From The Inside Out

ここをクリックすると歌詞が見れます
(一部抜粋)

A thousand times I’ve failed
Still your mercy remains
Should I stumble again
Still I’m caught in your grace

何千回も失敗しましたが、
あなたの憐れみはいつもそこにありました
また躓き倒れても
わたしはあなたの恵の中にいました

My heart and my soul
I give you control
Consume me from the inside out Lord
Let justice and praise
Become my embrace
To love you from the inside out

わが心と魂を
どうか治めてください

心のうちから燃やしてください
義と賛美をわたしの愛すべきものとし
心の中からあなたを愛します

Everlasting, your light will shine when all else fades
Never ending, your glory goes beyond all fame
And the cry of my heart is to bring you praise
From the inside out
Lord my soul cries out

朽ちることのない 
すべてのものが滅びると時、あなたの光は輝き
おわることのない
あなたの栄光はすべての名声を超越します

心からの叫びはあなたへの賛美となり
心から 主よ 我が魂は叫びます

楽曲について(スタジオ)

UNITEDとしてはこれまでスタジオ音源はそれほど多くなかったのですが、2011年ごろから2年に一枚くらいのペースでスタジオ音源をリリースしています。聴いてみますと、やはり、スタジオでの録音でしか表現できない音が使われており、音圧も少し高めいずれの曲もでミキシングが絶妙に効いています。

「Empires」(2015)に収録されている「Touch The Sky」です。タヤ(Taya Smith)という女性ボーカルが歌っています。イェス・キリストを知ることのスケールの大きい世界観が伝わってくる曲です。神の前に命を差し出した時に、命を見出し、へりくだって、神の前に膝を掲げた時になんと天に触れたと歌っています。イェス・キリストは「わたしが自分のいのちを再び得るために自分のいのちを捨てる」と言いました。ペテロは「弱い時にこそ、わたしは強いと言いました。」聖書の逆説の真理の美しさです。

UNITED
Touch The Sky

ここをクリックすると歌詞が見れます
(一部抜粋)beerboyさんのブログの和訳を参照しています。

What fortunes lies beyond the stars
Those dazzling heights too vast to climb
I got so high to fall so far
But I found heaven as love swept low

星々の向こうにはどんな運命が横たわっているのだろう
目がくらむような高さ 登るにはあまりに高く
高く昇り 大きく堕ち
けれど天からの愛で 私は天国を見つけた

My heart beating, my soul breathing
I found my life when I laid it down
Upward falling, spirit soaring
I touch the sky when my knees hit the ground

心臓の鼓動 魂の息遣い
命を委ねたとき 初めて人生を見つけた
上に向かって落ちながら 高く舞い上がる魂
ひざまずくときこそ 天にふれうる


最新スタジオアルバム「WONDER」に収録されている「Greatest Of These」です。ジョエルのハスキーボイスが存分に生かされたスロナンバーです。PVの歌詞がすべてCDジャケットのタイトル名に印刷されており、流れるような映像の中でしっかりと歌詞を噛みしめられる映像となっています。

UNITED
Greatest Of These

ここをクリックすると歌詞が見れます

(一部抜粋)

So I won’t waste my breath
If it’s not for love
I don’t have the heart
If it’s not for love
Don’t let me say it’s faith
If it counts no cost
‘Cause there’s no fear in love
But there is a cross

もしそれが愛のためでなければ
自分が息していることを無駄にしない
もしそれが愛のためでなければ、
心をもつこともしない
もしそれが代償がないのなら
信仰と言わせないでくれ
なぜなら、愛には恐れがない
そこには十字架がある


「Aftermath」(2011)に収録されている「Search My Heart」です。全知全能の神の前にへりくだり、真実な謙虚な心を捧げている曲です。神に全幅の信頼を置いている者しか歌えないです。静かな曲の中にも力強さが感じられ、マットの透明度の高い透き通る声が聴く者の心を神に向かわせるようです。シンセサイザーベースのリズムからドラムへの移行とその盛り上がり、また、ブリッジからサビへ「あなたがいなければ、わたしはなきに等しいものです。」のリピート部分から神への愛慕は最高潮に達します。

UNITED
Search my Heart

ここをクリックすると歌詞が見れます
(一部抜粋)

Search my heart
And search my soul
There is nothing else
That I want more

心を探ってください
魂を探り出してください
あなた以外に求めるものはありません

Shine Your light
And show Your face
In my life
Lord have Your way

あなたの光を輝かし
御顔を見せてください
我が歩みのうちに
あなたの道を示してください

So with all my heart and all my soul
With all I am, Lord, I will follow You (first time v3)
You took the cross, You took my shame
Restored my life, now I live to worship You

すべての心と魂で
わたしのすべてで あなたについていきます
あなたは十字架とわたしの恥を背負い
わたしの命を生き返らせてくださいました
今、あなたを褒め称えます

参照リンク